LINE公式アカウント Instagram twitter facebook
LINE公式アカウント Instagram twitter facebook

Topics

編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

ライフスタイル
2021.09.28

幼稚園、保育所、認定こども園の違いは? ~先輩ママが実際に今の園に決めたポイントとは?~

幼稚園の願書提出が、各市町村の広報誌で情報公開されました。

来年で満3歳になる子どもがいる家庭では、すでに説明会や見学などを考え始めている方も多いと思います。

子どもを預けるところとして幼稚園・保育所・認定こども園があります。入園する際には、住んでいる市町村から施設利用のための認定を受ける必要があります。認定には1~3号まであり、私は1号認定で今のところに入園申し込みをすることにしました。

今回は、施設の特徴や認定の違い、私が実際にこども園を選ぶ際に重視したポイントをまとめてみました。

 

 

★幼稚園、保育所、認定こども園は何が違うの?

調べると幼稚園・保育所・こども園が出てきて「何が違うの?」と混乱してしまいますよね。

まずは何が違うのか表にまとめてみましたので参考にしてください。

他にも地域型保育や認可外施設などがありますので、まずは各市町村の子ども課を訪れてみてください。ガイドブックなどの冊子がでているところもあります。

 

次に認定についてです。

1号認定は教育として通園をする場合に適応され、幼稚園の働きをします。

利用手続き方法は、行きたい園に直接申し込みます。園の面談などを経て、内定受けると市町村から認定証が交付されます。

 

2号、3号認定は保育を必要とする場合に適応され、保育所の働きをします。

利用手続き方法は、市町村に直接認定を申請します。提出した書類をもとに市町村が保育の必要性があると判断した場合に、認定証が交付されます。その後、希望する園や保育の必要性がある人を考慮し利用する園が決定されます。

 

 

 

★入園するまでの流れは? 

4月の新学期に入園を考えている場合は、前年10月~1月の各市町村が定めた受付日に書類を提出して申し込みます。

 

人気の園によっては、定員オーバーの際に抽選や面接が行われる場合があります。実際に、私の子どもが1号認定で通う園では親子面接が行われました。

 

2号・3号認定の場合は、市町村に提出する書類に希望の園を記載します。こちらは保育の必要性などに応じて園が決まるので、通知が届くまで入園することができるのか、希望した園のどこに通えるのかは分かりません。

 

今年は、新型コロナウイルス感染防止対策のため、説明会の日程の延期やオンライン開催に切り替えている園もあります。園によって開催方法が異なりますので、HPまたは電話で確認することをおすすめします。

 

説明会に向けて、私が実際に重視したポイントを次にまとめました。

 

 

★どんなところをみて決めた?

まずはインターネットで調べられるポイントです。

1-1.園の場所は送り迎えしやすいか

場所は家から10分~15分で行ける園に絞りました。また、発熱などで呼び出しがかかる場合もあるので、生活圏内で迎えに行きやすい場所から候補を絞っていきました。

 

1-2.園の方針は自分の子どもの育て方にあっているか

ホームページがない園もあるかと思いますが、数多くある園の中から候補を選ぶ際に園の方針や園長先生の挨拶などは目を通して、この園は子どもにどんな教育をしてくれるのかを調べました。学びの機会が多くある、自発性を育てる、自然とふれあうなど、園によって何を重要視しているのか。それぞれに特色があるので、選ぶポイントとして大切になります。

 

次に、説明会に参加する際に、私が確認したポイントをお伝えします。

2-1.実際に通うことを仮定して、行きやすい道であったか

地図では家から近い幼稚園でも、実際に行ってみると一方通行になっている、駐車場が止めづらい、通学路になっているなど、行ってみないと分からないこともあります。バス通園の場合もありますが、送り迎えや懇談会の際に行きやすい道であることを確認しましょう。

 

2-2.園の感染対策は?

今の時期、感染対策がきちんとされているのかも重要です。園側も気を付けておられるのはもちろんですが、マスクの管理やこまめな消毒などは確認したいポイントですね。

 

2-3.不要なものが目に見えるところに置かれていないか

家でもそうですが、子どもたちは大人の見ていないところでいたずらするのが大好きです。例えば、運動会などで使う用品入れは鍵がかかっているか、危険そうなものは手の届かないところで管理されているかを確認しましょう。

 

2-4.先生の年代はバランスよく揃っているか

先生の年代が各世代で揃っているということは、若い考え方もありつつ古き良きものも継承されているということにつながります。また、産休や育休を経ても働いている先生がいるということは、ママの気持ちが分かる先生も在籍されているということ。先生はこんな時どうやって対応しているのか、アドバイスをもらえるチャンスも増えます!

 

2-5.金額(延長料金や設備費のように無償化の対象にならないもの)

無償化の対象にならないものとして給食費や卒業積み立てなどがあります。また、パートで働くことを考えている方は延長料金なども確認しておきましょう。保護者の働き方によっては、いろいろな支援サービスを利用できる場合もあるので、先生に相談されることをおすすめします。

 

2-6.自分の子どもにあっているか

一番大切なのはこのポイントではないでしょうか。楽しく子どもが通っている姿をイメージできれば、願書を出して一歩を踏み出しましょう。幼稚園では体験入園・園開放や、給食の試食、行事への参加ができるところもあります。コロナ禍の現在は難しい点も多いかと思いますが、気になった園があったら電話で相談されるのもよいかと思います。

 

 

今回は私が実際に重視したポイントについてまとめました。「子どもにあう幼稚園を」と考えると責任重大な気がしますが、通った園にアタリ・ハズレがある訳ではありません。私は最後は直感で「ここは子どもにも私にも合いそうだ!」と思い、決めました。子どもたちも楽しそうに通ってくれていますし、私も安心して預けています。そんなポイントもあったんだ! と参考になれば嬉しいです!

 

(はっぴーママ編集部 ママライターN)