子育て 小学1〜3年

就学前に学習スペースを整えるといいこと3つ

小学校入学に向け、ラン活をしていると目に入るのが学習机売り場。 机を買う? 買うならどんなタイプ? リビング学習ができるように模様替えをする? スタディスペースはあるけれどこれで集中してお勉強できるかな? など、 どうやって学習スペースを確保するか、悩みますよね。

筆者の小学1年生の長男は、1年前の年長進級時に学習スペースを整え、 早めに準備したことで思いがけないメリットがありました。 入学準備の参考になればと、体験談を紹介します。

1.自分で管理すべき場所という意識ができる

わが家には長男の上に、現在小学3年生の長女がいます。 自宅は賃貸アパートで、部屋数の問題もあり、長女は1年時からリビングに机を置いて学習しています。

長男は年長に上がってすぐ、長女と全く同じ木製デスクを購入しました。 本棚とキャビネットがセットになった「学習机」ではなく、天板部分に薄い引き出しが付いたコンパクトデスクです。

最近の学習机は機能性とデザイン性に優れ、とても惹かれましたが、わが家はスペース的に無理。 また筆者は学生時代、小学生から愛用していた学習机が大きくて下宿アパートに入らず、 パソコンデスクを買い直した経験もありました。

それならば流行に左右されない、用途も限られないシンプルデスクなら長く使えるだろうと思い、 子どもと店舗で実物を見て、双方納得の上で購入しました。

長男の机は、スペースとコンセントの関係で長女と向かい合わせに配置しました。 長男は自分のスペースができたことがうれしく、早速お絵描きや工作、プラモデル作りを机でするようになりました。 机上にはブックエンドを使って愛読書の恐竜図鑑を並べ、引き出しには文房具と、 本人いわく宝物(キーホルダーなどの小物や作品)をしまうようになりました。

まだ幼く、片付けが習慣化できていなかったので、手の置き場もないくらいに散らかるときもありましたが、 筆者から頻繁に「片付けて」とは言いませんでした。 すると、散らかることで本人も作業がしづらいと感じたようで、鉛筆をペン立てに入れたり、読んだ本を元の場所に戻したり、少しずつ片付けるようになってきたのです!

もちろん親が先回って片付けることもありますが、月に1回程度は「ピカピカにする!」と整頓に夢中になることも。

おもちゃ箱とも違う「自分で管理すべき場所」という意識がこの1年で育ってきたことは、 親としても驚きでした。

2.集中のスイッチが入る

実は長女の入学時、机は必要ないと考え、リビングのローテーブルで宿題をさせました。 ローテーブルは食卓を兼ねており、食事の準備が重なると宿題を広げることもままならず、「宿題やった?」「まだ」のやり取りを繰り返し、親子でイライラ。 しかも長女は宿題そっちのけでお菓子を食べてしまい、集中力が続きませんでした。

このため入学2カ月後には勉強机が必要と感じ、購入に至りました。 長女も当時、自分のスペースができた喜びから、自然と机に向かうようになりました。 デスクライトで手元が明るく、教科書など勉強に必要なものが手の届く範囲に常にある学習のしやすさに加え、 「勉強するぞ」というスイッチが入るのが、ローテーブルとの大きな違いでした。

3年生の今は帰宅すると割とすんなり机に向かい、宿題に取り掛かっています。 長男は机購入から1年が経過し、集中(熱中)したいときは机に向かう習慣ができつつあるので、 長女のような問題は起きていません。

机の有無ではなく、「ここに座ったら勉強する」という切り替えができる場所を 確保する重要性を感じました。わが家では各々の机が、その役割を担ってくれています。

最近は一人が机に向かえば「自分も勉強しよう」とやる気になることもあり、 きょうだい間での相乗効果も出てきています。

3.入学に向けて使い勝手を改善できる

長女の学習スペースづくりを長男にも流用したわが家ですが、最初から今の使い勝手にはなりませんでした。

デスクライトは机の配置的に1台で足りると見込んだのですが、均等に明るくならずケンカになったので、 長男用に2台目を購入。 長女がタブレットで宿題をすることがあり、机上にコンセントがあると便利だとわかったので、 長男のライトはUSBとコンセントが付いたタイプを選びました。

手提げバッグ、体操服袋など吊り下げて整頓したいものが多いため、 机と一緒に購入したワゴンにフックを付けるなど、今もカスタマイズを続けています。

状況に合わせ、家族で話し合いながら整えていこう

試行錯誤を経て、現在の学習環境にたどり着いたわが家ですが、 リビングゆえ他の家族の動きで集中が途切れてしまう問題もあり、改善の余地がありそうです。

周囲の子育てファミリーにも、学習スペースづくりの工夫を聞いてみました。

2階建て一軒家のため、入学を機に1階リビングのカウンターを学習スペースとして空け、 おもちゃは全て2階の子ども部屋へ移動。 1階は「勉強」、2階は「遊び」と用途を分けた。

新築時に2階に子ども部屋を設けたが、1階リビングに子ども3人分の机を並べた。 宿題を随時見てあげられるし、ランドセルが1階にあると登校がスムーズ。 今は物置の子ども部屋も、思春期になれば活躍するはず。

次女の入学を機に4年生の長女のリビング学習&寝室の母子同室を卒業。 パパの書斎だった8畳部屋に二段ベッドと机2台を入れて子ども部屋に。 姉妹だけの空間にわくわくし、勉強も趣味も今までより集中できているみたい。

持ち家か賃貸か、部屋数、家族の人数と年齢、 そして本人の性格や希望によってもさまざまなパターンが考えられるため、 家族で話し合って整えていくことが大事だと感じました。

まだ先の話ではなく、少しずつ準備を始めてみてはいかがでしょうか。 早めに学習スペースを準備し始めて余裕を持って1年生の春を迎えられるといいですね。

(ママライターY.I)