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編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

育児
2023.03.28

園の“保護者会”って何? 大変なの? ギモンにお答えします!

もうすぐ入園、初めての集団生活に子どもも親もドキドキ。園生活が始まると、ママ・パパには“保護者会”への加入について案内があり、戸惑う人もいるかもしれません。
保護者会って何? 活動は大変なの? 小矢部市の保育園で役員を経験した編集部ママライターがギモンにお答えします。

 

 

 

保護者会とは?

園によって「保護者会」「父母会」などさまざまな呼び方がありますが、園での子どもたちの活動を資金と人手の両方でサポートする組織です。
園の教育・保育方針に理解を深め、親同士の懇親を図る目的もあります。
園児の保護者で構成され、子の入園とともに加入するシステムが多いです。

 

 

会費がいるの?

子どもの活動を支援する目的なので、1年間で数千円程度の会費が必要。加入に同意すれば、口座引き落としや現金による集金で徴集されます。
集まった会費は、クリスマス会のプレゼントや修了記念品など園児に贈る品物や園生活の充実に必要な備品の購入、行事の経費に使われることが多いです。

 

 

親の活動って?

会費を納めるほか、親子遠足など親子行事への参加、園庭の草むしりや園舎の大掃除、運動会や発表会の運営の手伝いなどをします。
年に数回程度、活動のために仕事など予定を調整する必要がありますが、子どものためと思えば参加する意義は大きいです。どうしても都合がつかない場合は、役員や園の先生に相談するといいかもしれません。

 

 

役員になると大変?

会全体の活動のために役員会を開き、決めなければいけないことを話し合います。わが子の園では2カ月に1回ペースで夜に園で集まりました。
その場で決まらなければ随時チャットで議論を進めるので、役員会自体は短時間で終わっていました。
役員の中で会長、書記、会計などの役職を決め、それぞれの仕事をすることになります。私は会長になり、(かなり口下手ですが)役員会の進行や行事ごとのあいさつを担当しました。前任者から引き継ぎがあり、先生方も相談に乗ってくれるので、やったことのない役割でもなんとかやり切ることができました。

 

 

 

私自身、役員は大変だろうと思って第1子が年長になるまで引き受けたことはありませんでしたが、1年間やってみてメリットのほうが格段に大きかったです。
主なメリットは
親どうしで顔見知りになれた(それまでかなり孤立していたかも…)。
・先生とも話しやすくなり、園の方針や活動がわかるようになった。
活動内容や会費の使い道をじかに確認でき、保護者会の意義を感じられた。
任期が入学準備時期とも重なり、先輩ママ・パパである他の役員に、学用品はこんなのがオススメ、ここで買ったらいいなど、いろいろアドバイスももらえました。
夫以外の“パパ側の意見”を聞くことができるのも、視野が広がって貴重な経験でしたよ。

 

デメリットとすれば、役員会の時間に子どもと過ごす人の確保でしょうか。
夫にその日は残業しないようにお願いしたり、実家に子どもたちを預けたりしました。
夫も実家も難しい場合は、短時間なのでファミリー・サポート・センターにお願いすることも考えていました。
役員会に連れてきてもOKな園や、園児は保育室で見てもらえる、など園が対応してくれるところもあるようです。どうしても…という場合は役員会の担当の方や、先生に相談してみるのがいいですね。

 

卒園までに、一度は役員になってみるのもいい経験だと思います!

 

紹介した内容は一例ですが、どの園も園生活を親子で充実させていくという目的は共通。あまり気負わず、できることから協力していけばいいのではないでしょうか。

 

(はっぴーママ編集部ママライターy)