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編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

ライフスタイル
2022.02.15

新型コロナで休園。検査は? 仕事は? 食料は? 備えの必要性を痛感!

まだまだ収まる気配のない新型コロナウイルスの流行第6波。身近なところで感染や休園・休校を耳にすることも多くなりました。

ついに私Yの子どもたちが通う園も休園に。

子どもは感染しているの? もしかして自分も? 仕事はどうする? 濃厚接触者って買い物は行っていいの? いざ当事者になると疑問だらけ。インターネットで検索しても、ほしい情報になかなかたどり着けなかった経験から、もしもの時の参考になればと思い、体験談をご紹介します。

 

 

土曜夜に連絡が来た!

わが家には3歳未満児と3歳以上児が1人ずついます。2人が通う園で陽性者が出たとの一報は、保護者用アプリの一斉送信で来ました。しかも土曜の夜6時。まさか休日の夜にそんな連絡が来るとは思わず、「え?」と一瞬思考が停止しました。
アプリを通じて子ども2人の体調の聞き取りがあり、現在の体温を返信しました。子どもたちもすっかり寝静まった夜遅く、園からの一斉送信で、翌日以降に保健所から連絡が来る旨が知らされました。夜遅くまで対応に追われた先生方、本当にお疲れ様です!

翌日の日曜、夕方になって保健所から電話連絡があり、2人とも月曜にPCR検査を受けることになりました。検査を実施する医療機関から電話があり、何時にどこに行けばいいか指示を受けました。

どのクラスで陽性者が出たかは、プライバシー保護の観点から一切明かされません。園では未満児と以上児のフロアが別々ですが、未満児と以上児がわが家には1人ずついるので、感染していても仕方ないと覚悟を決めました。

 

 

そういえば…冷蔵庫がガラガラ。仕事の調整にもあたふた!

ふと頭をよぎったのが食べ物のこと。日曜に買い物に出かける予定にしていたのですが、家から一歩も外に出なかったので冷蔵庫はガラガラ。少しのカップ麺と冷凍食品が頼りに。
スマホで「濃厚接触者 買い物」と検索すると、都会の自治体のホームーページに「短時間で無言で済ませて」などと行動指針が載っていましたが、田舎でも同じように出かけていいのかわかりません。保健所からの電話の際に聞いておけばよかった…と後悔。忙しいであろう保健所に電話を掛けなおすのも抵抗があり、あるものでやり過ごすしかないと諦めました。

子どもの検査が決まり、夫は勤務先に相談し、週明けから数日間休みを取ることになりました。私はフリーランスですが、こんな時に限って締め切りの迫った仕事を何本か抱えており、取引先の担当者に状況を説明、子どもを見ながらでもできる仕事だけに絞り、難しいものは納期を延ばしてもらいました。夫も私も、理解のある仕事環境で良かった!

 

 

いよいよ検査。そして食料がピンチ!

月曜朝、子ども2人のPCR検査のため医療機関へ。ドライブスルー検査なので、チャイルドシートに座ったまま受けられ、検査自体はとってもラクチンでした。検査場で「今日の夜には結果を電話連絡します」と言われて帰宅しました。

巣ごもり3日目にして食料はいよいよピンチ! カップ麺、おにぎり、冷凍食品が続き、子どもたちは「あれが食べたい」「これは嫌」と言い出し、「とりあえず今日の夜まで我慢して」となだめて…。
心の中では、陽性ならもっと身動きが取れなくなるぞ、と不安は大きくなるばかり。もしこの後発症すれば、スポーツドリンクやゼリーなども欲しかった…と後悔の連続です。

新型コロナや災害用に、日ごろからある程度備蓄しておく必要性を痛感しました。

 

 

結果は…

そして検査日の午後、結果を伝える電話が。

「お二人とも陰性でした」と言われ、ようやくほっとできました。

とはいえ、全園児の検査結果が出るまでは、わが家の子どもたちも外出できないとのこと。時間差で症状が出る場合もあるため、巣ごもりはもうしばらく続くことに。

保健所からの電話の際、親の出勤や買い物について尋ねると、「お子さんが陰性なのでひとまずOK」との回答をいただき、夫に子どもたちを任せ、私一人で近所のスーパーに行きました。常備食や菓子類も含めてササッと1週間分は買い込みました。

その後、新たな感染は確認されず、子どもたちの外出制限も解かれ、園が再開されました。

 

この1週間の休園期間に学んだのは

・食料や日用品は最低でも1週間程度は備蓄しておく(発症時のためにスポーツドリンクなどもあるといい)

・仕事を早めに進めておく。身近で感染が発覚した場合の職場での対応を確認しておく

・自分や家族が感染した際の生活の仕方や役割分担をシミュレーションしておく

・わからないことがあったら(初日からメモをしておくと良い)、保健所から連絡が来た際に聞く

 

不安の日々でしたが、逆に言えば1週間で日常に戻ることができ、土日もフル回転の医療機関や保健所のスタッフの皆さん、園の先生方、子どもが元気でいてくれることに、あらためて感謝しました。
それぞれの状況によって対応は変わってくると思います。実際に家族が陽性になった体験談はこちら(→まさか…新型コロナウイルスに子どもがかかったら、どうする?)をご覧ください。

(はっぴーママ編集部 ママライターy)