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編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

育児
2023.07.25

新幹線ではじめてのおでかけ 旅の移動も楽しい思い出に!

新幹線でのおでかけは、周りに迷惑をかけないかドキドキしてしまうもの。
でもせっかくの旅行。車内で過ごす時間も、楽しい旅の思い出にしたいですね。
ママやパパの不安が少しでもなくなるように、関東出身で子連れの北陸新幹線マスターのママライターが新幹線で子どもと一緒に過ごすコツをご紹介します。

 

 

おすすめの乗車時間は?

授乳やお昼寝のリズムが決まっている乳児の場合は、寝る時間を逆算して乗車時間を決めるのがおすすめ。
自宅・または駅で授乳→乗車前にだっこで寝かしつけ→眠った状態で新幹線に乗車といった流れが理想です。
富山駅の場合はベビーカーのまま入れるベビールームがあり、授乳やおむつ替えも可能です。
もちろんそんなにうまくいかないことも多いと思いますが、月齢が小さな乳児ほど効果的な方法です。

お昼寝をしない、または慣れない場所では寝られないといった子どもの場合は、おやつやご飯のタイミングを乗車時間に合わせるのも良いですね。
また、朝が早い列車にはビジネスマンも多く、少し気をつかってしまうこともあります。ファミリー層には日中の列車が人気です。

 

 

 

座席はどこがベスト?

おすすめは進行方向に向かって一番前の座席です。
新幹線によっても異なりますが東京方面へ向かう北陸新幹線の車両の場合、一番前の座席にすると近くに荷物置き場があるので、畳んだベビーカーを置くことができます。
近くに荷物置き場がない場合でも、一番前の座席は座席から壁までの距離が広く、子どもが前の座席を蹴る心配がありません。
また、ベビーカーのサイズによっては畳まずに置くこともできるので、上手に活用できると良いですね。

 

 

 

手荷物は必要?

おむつ・おしりふき・着替え・おもちゃ・おやつなど普段のおでかけと同じですが、ポイントは座席に置く手荷物と荷物棚に置く荷物をあらかじめ分けておくことです。
絵本やおもちゃを荷物棚に乗せる荷物に混ぜてしまうと、取り出すために立ち上がるのが少し億劫になります。
また、小さな乳児で困るのは洋服にうんちが漏れた場合。おむつやおしりふきに加えて着替えも手荷物に入っていれば、すぐにトイレに駆け込むことができます。
着替えが荷物棚に置いた荷物に入っていると汚れた服を着た乳児を抱えて焦ることになります。手荷物に着替えが1セット入っていると安心です。

 

 

 

おむつ替えはできる?

北陸新幹線の場合は奇数号車に設置されている洋式トイレにおむつ交換台があります。
ただ、トイレ内は狭く、おむつ換えはやりにくい印象です。
快適に利用したい場合は、車いす対応トイレがおすすめです。
ベビーカーのまま入ることも可能な広さがあり、おむつ交換台に加えて、備え付けのベビーチェアもあります。
座れる子どもの場合、おむつ換えをした後、ベビーチェアに子どもを座らせ、ママがトイレを使用することも出来ます。

 

 

 

授乳室はある?

新幹線に授乳専用の部屋はないため、授乳ケープの利用が便利です。
ただし、授乳ケープになれていない人や静かな場所で授乳したい人は多目的室を検討しましょう。
多目的室とは身体の不自由な人や体調が悪い人のために設けられた部屋で、普段は鍵がかかっていて使うことができません。
授乳のための部屋ではありませんが、他に利用者がいない場合、車掌さんにお願いすると開けてくれます。
いざという時の場合に備えてチェックしておくといいでしょう。

 

 

 

子どもが飽きてきた!何して遊ぼう?

大きな音を出すと周りの人の迷惑になる車内では、静かにできる遊びがおすすめです。

1. シール遊び

手軽でお金もかからず、長い時間遊べるのがメリットです。100円ショップには男女問わず遊べるシールブックがあり、種類も豊富で子どもの好みに合わせて選べます。また、ノートにぶどうやさくらんぼ、風船などに見立てた丸をたくさん描き、子どもがその中に丸いカラーシールを貼れば、親子で作るシール遊びとなります。指先を使ったシール遊びは子どもの発達にも良いとされているので、新幹線での移動時間が子どもと一緒に楽しみながらできる知育につながります。

2. 絵本

いつもの絵本にプラスして、初めて見る絵本も用意しておくといいでしょう。乳児の場合は手でめくったり触ったりできる仕掛け絵本に喜びます。また大きな子どもはなぞなぞや迷路、間違いさがしの絵本などがおすすめです。特に絵や写真に隠された探し物を見つける絵本は子どもたちに人気です。大人も夢中になってしまうほどおもしろく、子どもと一緒に遊べるのが魅力です。

3. 写真

北陸新幹線はトンネルが多いため、電波がとどかない場所も多く、インターネットを使用する動画などは見にくい場合もあります。そんな時は携帯電話やカメラに保存されている写真を一緒に見るのもいいでしょう。昔の写真を見ながら、子どもと一緒に思い出を話すひとときは幸せな時間になりますよ。

 

 

 

 

私の子どもは生後3ヵ月で新幹線デビューしました。
「泣かないかな?」「周りの人に嫌な顔をされないかな?」ドキドキしながらの初乗車でしたが、周りの人は温かい笑顔を向けてくれる方ばかりでした。
年齢があがっても乗車前は事前準備に気をつかいますが、乗ってしまえば子どもとの新幹線を楽しむばかりです。
新幹線にワクワクする子どもの笑顔を楽しみに、パパやママも旅をたくさん楽しんでくださいね。

 

ママライターT