富山県は食材の宝庫。旬の食材を使った栄養バランスが豊富な「とやまごはん」をご紹介。親子で旬を味わおう。

県内の生産状況

県内では富山市、魚津市、入善町、朝日町、高岡市などで作られ年間約350ｔが出荷されている。なかでも県内産の半数以上を占める「富山トマト」は、八ケ山地区（富山市）を中心に減農薬で生産されており、果実がしっかりしていて甘みが強いことが特徴。富山トマトの旬は5月下旬～7月中旬。

含まれる主な栄養素

赤色のリコピン成分は強い抗酸化作用でガンや老化を予防。抵抗力を高めるほか、皮膚や粘膜の健康維持に効くビタミン類も豊富。 選び方や保存方法 皮の表面にハリのあるものを選ぶとよい。地場産は鮮度がよいことに加え、しっかり熟してから収穫するので、味がよくおすすめ。丸ごと冷凍保存も可能。

 選び方や保存方法

皮の表面にハリのあるものを選ぶとよい。地場産は鮮度がよいことに加え、しっかり熟してから収穫するので、味がよくおすすめ。丸ごと冷凍保存も可能。

 

【こどもごはん】トマトカップの彩りサラダ

【材料】（4人分）

• トマト（中玉）　6玉
  おとなごはんに利用しない場合はトマトは4玉でＯＫ。
  くり抜いた中身をサラダに入れて！
• パプリカ（オレンジ）　1個
• パプリカ（黄）　1個
• アボカド　1玉
• スナップエンドウ　10本
• マヨネーズ　大さじ2
• 塩・こしょう　適量

【作り方】

1. トマトはへたの少し下でカットし、スプーンで中をくり抜く。くり抜いた中身（6個分）は1㎝角切りにして取り置くⓐ。⇨おとなごはんに利用
   くり抜いた外側2個分を１㎝角切りにするⓑ。4個分はサラダのカップにする ⓒ
2. アボカドは半分に切って皮をむき、種をくり抜く。変色を防ぐため電子レンジ500ｗで20秒ほど加熱。
3. パプリカ、アボカド、スナップエンドウを１㎝の角切りにする。
4. パプリカの半量、スナップエンドウ1本分を電子レンジ500ｗで1分20秒ほど加熱する。 残りのパプリカとスナップエンドウの残りⓓ⇨おとなごはんに利用
5. ⓑ と3のアボカドと4をマヨネーズ、塩・こしょう、レモン汁で和えⓒに盛り付けて完成！

 

【おとなごはんにアレンジ】旬の野菜ラタトゥイユ

【追加する材料】（4人分）

• 旬の野菜ラタトゥイユ トマトカップの彩りサラダからⓐⓓ
• ナス　3本
• 玉ねぎ　 1／4個
• ニンニク　1片
• 唐辛子　1本
• 塩・こしょう　適量
• オリーブオイル　大さじ4
• 醤油 　小さじ1／2

【作り方】

1. ナスを乱切り、玉ねぎを１㎝角切りにする。
2. 小鍋にオリーブオイル大さじ2、にんにく、唐辛子を熱して香りを出す。ⓐを入れ5分ほど煮る。
3. フライパンにオリーブオイル大さじ2を入れ、パプリカ、ナス、玉ねぎを強火で炒め、多めに塩・こしょうをする。しんなりしてきたら、2とスナップエンドウを入れ5分ほど煮る。塩・こしょう、醤油で味をととのえる。

(2017夏vol.61号掲載）