3歳から今の保育園に入園した息子。
入園して一年が経ちました。
最初は慣れず、行き渋りが続いていましたが、だんだんと友達も増え、やっと少し安心した頃でした。
息子自身や友達との関係について、気になることが出てきたのです。
今回は、入園して落ち着いたと思った頃に始まった、息子の変化について紹介します。
3歳から新しい保育園に通うことに

息子は2歳から認可外保育園に通っており、3歳から今の園に転園しました。
以前の園のクラスは、子ども6人に先生が2人と少人数で、とてもアットホーム。
トラブルもほとんどありませんでした。
一方、今の園は規模が大きくなり、人数が一気に増えました。
4月から入園したのは24人中、息子を入れて4人。
馴染みのメンバーの中に入るのは、不安が大きかったと思います。
初めて自分より上の学年のクラスができ、よく「人が多くて落ち着かない」と話していました。
少しずつ出てきた、息子の変化

①給食やおやつを食べない
入園して数カ月が経ち、先生から相談されたのは「給食をほとんど食べない」ということでした。
前の園でも、緊張からか給食を食べない時期がありましたが、少しずつ食べられるものが増え、入園してから半年ほど経った頃には完食する日も出てきていました。
私も、保育園で食べているという安心感があったため、家では好き嫌いがあっても気にしすぎないようにしていました。
そんな時に先生から見せられたのは、息子が食べた給食の写真でした。
息子が通う園では、空のお弁当箱を持参し、ごはんもおかずも食べられる量を自分でよそうスタイル。
息子がよそった給食は、まるで食べ残しのような少量のものだったのです。
また、給食が少なければお腹が空くはずなのに、園のおやつもほとんど食べていませんでした。
転園したことで、もしかしたら最初は給食を食べないかもしれない。
でも、嫌いな食材は食べなくても、ごはんや好きなおかずは食べるだろうと思っていました。
そのあまりに少ない量に、ただただショックを受けました。
②教室に一人で行けない
息子が通う園では、登園したら玄関までは一緒に行きますが、教室には子ども一人で行く必要があります。
息子は入園してしばらく、一人で教室に行けませんでした。
仕方ないので教室の前まで一緒に行っていましたが、それでもなかなか離れてくれません。
離れたくない、という気持ちは嬉しいのですが、私が仕事に遅刻しそうになることもあり「他の子はみんな一人で行けるのに」とモヤモヤしていました。
秋ごろまでそれが続いていたある日、先生に「本当は一人で行けると思うので、泣いても行かせてみてほしい」と言われました。
最初は泣き叫んでいましたが、先生に玄関まで迎えに来てもらったり、友達と一緒に行ったりしているうちに、だんだんと一人で行けるようになりました。
しかし、最近また、玄関で離れるのを渋るようになってきたのです・・・
私が朝からつい怒ってしまい、泣いている息子を玄関に置いていくこともしばしばあります。
一日の始まりがこれだと、お互いいい気分ではありません。
玄関で会った友達が、スムーズに教室に行っているのを見ると、すごく羨ましく感じてしまいます。
③友達との関係
入園して半年ほど経ったころ、保育参観がありました。
内容は、園生活を見学し、保護者も一緒に遊んだり、給食を食べたりするというものです。
先生と子ども達との朝礼の様子を見学した際、少し違和感を覚えました。
先生の前に子ども達が順番に並んで座る際、息子はみんなと一緒に並びたがりません。
そして、ある友達が「ちゃんと並んで!」と妙に息子にこだわり、何度も強引に並ばせようとしていました。
その友達のことは息子からよく聞いていて、最初は「仲のいい子ができたのかな?」と安心していました。
しかし、だんだんと「寝ないでと言われたからお昼寝できなかった」「嫌なことを言われた」と、気になることを言うようになっていました。
息子と話していると、たまに話の辻褄が合わず、本当なのか想像なのかわからないことがあります。
その友達とは、私が見た時は仲良くしている様子だったこともあり、本当に嫌なことを言われているのか、100%信用できないと思っていました。
保育参観の日は、私が教室の後ろで見学していたので、いつも通りではなかっただけかもしれません。
ただ、集団行動が苦手で友達に世話を焼かれる息子を見て、他の友達ともうまくやれているのか、心配になってしまいました。
一度安心したからこそ出てきた不安

何でも最初からできないのは仕方ないと思います。
しかし、できていたことができなくなると、ただ甘えているだけなのではないかと、私の気持ちは大きく揺れました。
他の子ができていると、自然と比べてしまいます。
息子は早生まれだから、成長が遅いのではないか、とも考えてしまっていました。
でも、息子の気持ちになって考えてみると、慣れたのではなく、頑張っていただけだったのかもしれません。
だからこそ、気持ちに少し余裕ができた頃、不安が表に出てきたのでしょう。
転園して環境が変わったことも、きっと小さな心に積み重なっていたのだと思います。
大人だって、食欲がない時や、仕事に行きたくない時があります。
また、人とうまく関われない時もあります。
息子はまだ4歳です。
最近では、反抗的な態度をとったり、強く主張をしたりすることが増えてきました。
心が大きく揺れる時期であるのも、理由のひとつではないかと思います。
解決方法を考えるのではなく、向き合い方を変える

もちろん給食は食べてほしいし、元気に保育園に行ってほしい。
友達とも仲良くしてほしい。
でも、これはすべて私の希望で、息子がそうしたいかはまた別の話です。
できなかったり、したくなかったりすることを強要されるのは、私でも嫌です。
なので、頑張らないことにしました。
息子が給食を食べない日や、玄関でぐずる日があってもいいと決めました。
少しでも教室に行きやすくなるよう、階段の踊り場にある窓から息子が見えるまで待ち、そこで手を振るようにしました。
息子が好きなぬいぐるみをこっそり持っていき、一緒にバイバイすることもあります。
行き渋りの日は、帰宅後にたくさん甘えさせることにしました。
友達との様子は気になるのですが、今の園は連絡帳がなく、先生と話す機会も少ないのでわからないことも多いです。
園の玄関の掲示板には、その日クラスで行ったことが書いてあります。
息子は、楽しかったことがあると自分から話をしてきます。
最近あまり保育園の話をしてこないなあ、という時は、聞き方を変えました。
今までは「今日はどうだった?」というような曖昧な聞き方をしていましたが、掲示板を確認して「今日は公園に行ったんだね」というように具体的に話しかけるようにしました。
聞いても息子があまり話してこない時は、それ以上は聞かないようにしました。
また、息子の話を聞いて、「本当?」と思っても疑っている素振りは見せず、気になることがあれば先生に確認するようにしています。
正しい対応ではないかもしれません。
でも、「息子には頑張らせすぎず、私は気にしすぎない」と考え方を変えるだけで、私の気持ちはぐっと楽になりました。
息子も少しずつ、園での生活に慣れてきたようです。
波があるのが成長
息子の場合、「保育園に慣れた=もう大丈夫」ではありませんでした。
息子は行ったり来たりしながら、少しずつ成長しているようです。
問題が出てくるのは、小さな心で考えて、成長している証拠なのではないかと思います。
私に必要だったのは、息子の気持ちを考えながら、そっと寄り添うこと。
息子を信じてあげることでした。
ただ、甘えているだけで、意外と大丈夫なこともあります。
息子の様子をしっかりと見て、私も一緒に成長していきたいと思います。
同じように悩んでいるママがいたら、参考にしていただけると嬉しいです。
(hapima TOYAMA編集部 ママライターM.K)

