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編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

ヘルスケア
2024.02.14

ママたちの「#8000」リアルな体験談

「#8000」とは・・・子どもが夜間・休日に体調が悪くなったときや
急にケガをして受診を迷うときに看護師や医師に無料で相談できる小児救急医療電話です。

 

ママ達の"あんな、こんな、#8000のリアルな体験談"を集めました!

 

#8000を知ってはいるけど、みんなはどんなときにかけているの?
こんなときにかけてもいいの?
こんな使い方もあるんだ。

 

富山に住むママ達のリアルな体験談をお聞きしました。
もしも!のとき、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

 

●痙攣

ふみいぶマムさん体験談
お子さんの年齢:1歳8ヵ月
症状:熱性痙攣
前日から続く発熱に解熱剤を使用し様子を見ていたところ、夜中3時頃に熱性痙攣が起こりました。
上の子では経験したことがなく、初めての症状にパニック。#8000に頼りました。

冷静にそのときの状況を聞いてくださり、
初発の痙攣のため、担当病院に電話するよう指示をいただきました。
「お母さん、大変でしたね」との優しさが有り難かったです。

 

 

しまうまさん体験談
お子さんの年齢:1歳2ヵ月
症状:熱性痙攣
朝から発熱。2ヵ月前に発熱した際に熱性痙攣を経験していました。
一旦落ち着いていた体温が夜になるとまた上がりだし心配していると、
名前を呼んでも反応がなく、目も合わない。痙攣かと思った瞬間に手足がバタバタし#8000に電話しました。

痙攣が始まってから何分経ったのか、以前もあったのか等状況を聞き取られ、
痙攣が数分続いていることから救急車を呼ぶことをすすめられました。
慌てる私を落ち着かせ、救急車に乗る際に伝えるべきことも教えてくれたことで、その後も冷静に対応できました。

 

 

●誤飲

はるまさママさん体験談
お子さんの年齢:8ヵ月
症状:異物の飲み込み
息子が急に泣き出し、抱き上げると嘔吐しました。
何か異物を飲み込んだと感じ、背部叩打法を行いましたが異物は出ません。あいにくの祝日で、どこの病院に行けば良いのか分からず、救急車の要請にも躊躇したので#8000に相談しました。

救急車を要請することになり、
救急車が到着するまでの間も電話で様子を伺いながら、準備する物等の指示もいただき、とても助かりました。

 

 

かっぱまきさん体験談
お子さんの年齢:1歳頃
症状:メラミンスポンジの誤飲
平日の夕方、棚にしまってあったメラミンスポンジをかじった形跡を見つけました。
具合が悪いなどの症状はなく元気でしたが、心配で電話しました。

元気な様子から特に問題ないということと、便と一緒に排出されるでしょうとの言葉を聞くことができ、
その後は安心して過ごすことができました。

 

 

●その他

まみさん
お子さんの年齢:離乳食時期
症状:食べさせた離乳食の不安
休日の夕方、市販品の離乳食を食べさせた後に卵が入っていることに気づきました。
まだ卵を食べさせる時期ではなく、不安で#8000に電話しました。

「こういった症状が出なかったら大丈夫ですよ」と具体的な症状を丁寧に教えていただき、安心。
症状が出ないかを確認しながら過ごしました。

 

 

しろくまさん
お子さんの年齢:3歳頃
症状:転落
日曜日に、背中で跳び箱遊びをしていたときに頭から落下。
目を閉じたまま反応がなく、焦りました。
何度か声をかけるとぼんやり目を開けたので、今後の対応を相談するために#8000に電話しました。

状況説明と目が合うか等、チェックポイントを確認してもらったところ問題はなく、
ひとまず受診の必要はないと判断いただきました。
今後24時間は注意すること、嘔吐、ぼうっとするような症状が
出たらすぐ受診をと教えてもらいました。落ち着いて説明していただけたことで、自分も落ち着くことができました。

 

 

●#8000を利用して思うこと

 

・小さいときは子ども自身が細かい症状を伝えられないため、病院を受診する判断が難しく電話で相談できるのはありがたいです。(しろくま)

 

・迷ったときにサポートしてくれる機関に頼れることが有り難いと、身にしみます。(ふみいぶさん)

 

・こんなことを相談して良いのかなぁと思いながら電話しても、すごく丁寧に教えていただけて安心したのを覚えています。(まみさん)

 

・心配なことを電話で相談出来るので心強いです。(かっぱまきさん)

 

・不必要に心配することはないものの、初めてのことや急変することを考えたときに、フローチャートなどがあるとさらに医療現場や家族の負担が減らせるのではと思いました。(こっとんさん)

 

・夜間に専門の方に相談できるのは本当に心強いです。(しまうまさん)

 

 

どの体験談からも不安な気持ちや緊迫している状態が伝わってきましたね。

 

筆者も長女が6ヵ月頃にソファから落ち、泣いているから大丈夫と思いつつも、
不安に思いネットで調べると、情報量が多くさらに不安に。
#8000を利用し冷静に症状を聞いてもらったことで、その後は安心して様子を見ることができました。

 

●より良い医療がこの先も受けられるように

子育てはみんな初めてのことで判断に迷うこと、
心配や不安な気持ちになることが多いうえ、
体調不良のなかでの病院への移動や待ち時間も親子にとっては辛いもの。

 

#8000を利用した場合は、その後の対応でプラスに働く面が多いです。
・受診が必要なときには、救急車の利用や素早い診療につながります。
・一度相談していることで状況が整理できているため、受診時も説明がスムーズです。
・様子をみるというアドバイスをもらった場合も、落ち着いて対応することができます。

 

 

また、患者が#8000を事前に利用することは、
現在の社会問題の一つとされている医師の長時間労働の改善にもつながります。

 

 

4月から「医師の働き方改革」がスタートします。
医師の長時間労働で成り立っている医療現場の現状を改善しようという取り組みです。
お医者さんも私達と同じように家庭があり、同じ労働者。
長時間労働を改善することで、お医者さんの健康、医療の安全性を向上でき、
私達がこの先もより良い医療を受けられることへとつながります。

 

 

詳しくは富山県の医師の働き方改革動画をご覧ください。↓

https://www.pref.toyama.jp/1204/hatarakikatakaikaku.html

 

 

様々な体験談を通し、改めて夜間や休日に
一人一人の症状に合わせて看護師や医師に電話で相談できる#8000は、
適切な判断ができ、大変心強いサービスですね。
困ったときや不安なときにぜひ活用してみてください。

ママライター S.A)