LINE公式アカウント Instagram twitter facebook
LINE公式アカウント Instagram twitter facebook

Topics

編集部のライターたちが書き下ろした
富山での子育てに役立つ情報をまとめています

ごはん・おやつ
2024.02.05

親子で楽しむ薬膳歳時記 ~2月 如月(きさらぎ)~

薬膳とは、季節や自分の体調に合わせた食材をバランスよく取り入れる食事方法のこと。
難しいイメージがありますが、いつもの食材や調味料を組み合わせるだけでOK
四季折々の暮らしや食材を知ることは、子どもたちの「食育」にもつながります。
親子で季節の移り変わりを楽しみましょう。

 

このコラムでは、薬膳料理研究家の谷口ももよさんが、年中行事や旬の食材についてやさしく解説。
ビタミンDや食物繊維「βグルカン」が豊富で、
免疫力アップが期待できる注目のきのこ「ハナビラタケ」を使ったレシピもご紹介します!

 

 

 

【森の環×はっぴーママ富山版の特別プレゼント企画を実施中!】

ハナビラタケを生産する森の環では、フリーズドライ商品「花びら茸のおみそ汁」の1週間お試しセットを、
抽選で毎月10名様にプレゼントします。

 

「森の環」のInstagramをフォローの上、下記応募フォームからお申込みください。
非公開アカウントでもOKです。
応募締め切り:2/29㈭

>>応募フォーム

 

 

  • 2月は「如月」

2月の和風月名は「如月(きさらぎ)」といいます。まだ寒さが残っていて、
衣をさらに重ね着する月を意味する「衣更着月」から転じたとする説や、
草木が生えてくる月「生更木」が語源という説もあります。

 

2月は、3日の「節分」に豆まきをして家族の無病息災を祈り、
12日の「初午(はつうま)」に五穀豊穣を願います。
旧暦では新しい一年の始まりである4日の「立春」には、
厄除けの願いを込めて「立春大吉」と書かれたお札を門に貼るという風習もあります。

 

 

  • 恵方巻やいなりずしで団らんを

2月の最初の午の日である「初午」は全国各地の稲荷神社でお祭りが行われます。
稲荷神の使いであるキツネの好物はネズミなのですが、
お供えする際は代わりに三角の油揚げを奉納するようになり、
初午の日を「いなりずしの日」とも言うようになりました。
節分の恵方巻に加えて、今年は初午の日にいなりずしも作って、家族団らんを楽しんでください。

 

 

  • 春野菜で代謝をアップ

まだ寒さは厳しいですが、春野菜を使って代謝をアップし、春の準備をしましょう。
血流を良くして気分もすっきりさせます。おすすめ食材は菜の花やヨモギ、ニラ、かんきつ類です。

 

 

 

【ハナビラタケを使ったおすすめレシピ】

  • ハナビラタケと菜の花いなり

今年の初午には、ぜひいなりずしを作ってみてください。
そんなに難しくなく、好みの甘さに油揚げを炊いて酢飯を入れるだけ。
酢飯に野菜もたくさん混ぜ合わせれば、栄養バランスもよくなります。

 

 

■材料(3~4人分 いなり6個分)

ハナビラタケ 100

菜の花   1/2パック

米    1.5

油揚げ  3枚程度

 

 

【油揚げの煮汁】

水  200

しょうゆ  大さじ2

砂糖    大さじ2

みりん   大さじ2

 

 

【すし酢】

酢     大さじ2

砂糖  小さじ2

塩  小さじ1/2

紅ショウガ  お好みで

 

 

■作り方

①ハナビラタケはさっとゆで、細かく刻んで水気を切り、分量外の酢小さじ1、塩少々で味をつける。
菜の花はゆでて細かく刻む。

 

②ご飯を炊き、すし酢を加えて酢飯を作る。

 

 

③油揚げに熱湯をかけて油分を落とす。煮汁の材料で油揚げを10分ほど煮込み、自然に冷ましてから2等分する。

 

④②に①を混ぜ合わせる。大人用には、お好みで紅ショウガも加えると彩りがよくなります。

 

 

⑤③に④を詰めて完成。

*いなりずしの上に、菜の花のお花の部分とハナビラタケを飾ると見た目も華やかになります。

 

 

 

 

(はっぴーママ編集部 ママライターN)