「明日の持ち物ってこれで合ってる? 忘れ物はないかな」。
娘が一年生になったばかりのころ、子どもと一緒に次の日の持ち物を準備しながら、毎晩そんなふうに頭を悩ませていました。
特に第一子だと、わからないことばかりで不安に感じることも多いですよね。
保育園のころは、お迎えのときに先生と直接話せていたので、気になることはその場で気軽に聞けていました。
でも小学校に入ると、先生と顔を合わせる機会はぐっと減ります。その分、連絡帳やプリントが、学校との大切なやりとりの手段になっていきます。
令和の連絡帳事情 学校によってもさまざま

ひとくちに「連絡帳」「学校からのお知らせ」といっても、今はその形もさまざまです。昔ながらのノートタイプだけでなく、タブレットやアプリで連絡を取る学校も増えてきています。紙の連絡帳とプリントを併用している学校もあれば、お知らせの多くをデータ配信にしているところも。
さらに、連絡帳の使い方も人それぞれ。ちょっとしたことでもこまめに書いて活用している保護者もいれば、ほとんど書かず、真っ白なままという人もいます。
「どこまで書くの?」「これは連絡帳に書いていいの?」と、最初は迷うこともあるかもしれません。
プリントについても、紙で配られるものとデータで届くものが混在していたり、同じ内容でも複数の形でお知らせが来ることもあります。
また、学校によっては一年生のうちは決まった時間割がなく、毎週配られる「週間予定」で持ち物や授業内容を確認するスタイルのところもあります。実際にわが家でも、毎週の予定を見ながら翌日の準備をしていました。
入学前に思い描いていた「連絡帳」のイメージとは少し違っていて、最初は戸惑うのが自然な流れかもしれません。
「連絡帳が読めない」は、みんなが通る道
実際に使い始めてみて感じたのが、「子どもが書く連絡帳の解読が難しい」ということ。
子どもの字がまだ安定していなかったり、逆さ文字やつながった文字で読みにくかったり。さらに「し(宿題)」「も(持ち物)」といった省略語が並び、最初はちょっとした暗号のように感じることもありました。
書かれているのがキーワードだけで、詳しい説明は子どもに口頭で伝えられている様子。でも、いざ子どもに聞いてみると「わからんー」「忘れたー」と言われてしまうことも。
あまりにわからなくて、夜になってから保育園時代のママ友にSNSで聞いたこともありました。
でもこれは、特別なことではなく、新一年生の時期ならではの「あるある」。
少しずつ学校の流れが見えてくると、連絡帳の書き方や読み方にも自然と慣れていきます。最初は戸惑って当然、と気楽に構えていて大丈夫です。
連絡帳は、先生と親をつなぐツール
もうひとつ知っておきたいのが、連絡帳は保護者と先生をつなぐコミュニケーションツールでもあるということ。
小学校では、保育園のように毎日先生と話す機会はありません。だからこそ、ちょっとしたことを伝えたいときに、連絡帳が大切な役割を果たします。
たとえば、体調のこと、家庭での様子、忘れ物や提出物に関する一言、ちょっとした相談や気づきなど。
長い文章でなくても、一言書くだけで先生に状況が伝わり、子どもへの対応にもつながることがあります。
連絡帳は学校からのお知らせを受け取るだけでなく、こちらからも伝えられる双方向のツールです。
タブレットやアプリでの連絡は一方的なお知らせが中心になることも多く、疑問に思ったことや聞いてみたいことは、連絡帳に書いたり、直接先生に伝えたりする場面も出てきます。
「こんなこと書いていいのかな?」と迷うこともあるかもしれませんが、連絡帳は気軽に使っていいツール。無理のない範囲で、少しずつ使っていけばOKです。
完璧じゃなくて大丈夫。少しずつ慣れていけばOK
連絡帳は、ただの「お知らせ」ではなく、学校と家庭をゆるやかにつなぐ存在です。
保育園のころのように、毎日のように先生と顔を合わせて細かくやりとりができていた環境と比べると、最初は「これだけで大丈夫なのかな」と戸惑うこともあるかもしれません。
でも、連絡手段がなくなったわけではなく、子どもたちの成長に合わせてアップデートされたということ。連絡帳は気になることを気軽に書いていいツールですし、タブレットやアプリなどの連絡手段も、学校からのお知らせを受け取る大切な役割を担っています。
それぞれの特徴をうまく使い分けながら、無理のない形でやりとりしていければ、それで十分です。
最初は戸惑うことがあっても、子どもも親も学校の雰囲気がわかってくると、少しずつ慣れていきます。肩の力を抜いて、学校生活を楽しんでいけたらいいですね。
(hapima編集部スタッフ N・Y)

