子どものお手伝い、「ママやってみたい!」と子どもから言われることがあったり、そろそろに家のお手伝いを覚えてもらった方がいいかな? と考えたりすることはありませんか?とはいえ、仕事をしていると「余計な手間が増えるのでは」「家事にはこだわりがあるから子どもに手伝ってもらうのはまだちょっと早いかな」など、ママ・パパそれぞれに考えがあるかと思います。
共働きも多い富山では、子どもにも協力してもらいたい! 自分でできることを増やしてもらいたい! という家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもが興味を持ちそうなお手伝いの取りかかりや内容を紹介します。
お手伝いの種類を分けて考える

「お手伝い」と一口に言っても、いくつか段階があります。
・自分の事は自分でやるお手伝い
着替えや歯みがき、使ったおもちゃを片づける自分の身の回りのことを自分で行う習慣づけです。これはお手伝いというより、子どもの自立への第一歩。
最初は時間がかかっても、見守ることで子どものできたという自信につながり、また、親自身が見守ることへの練習にもなります。
・家族の一員としての役割意識を育てるお手伝い
たとえば、テーブルをふく、箸を並べる、洗濯物を畳むなどのお手伝いは、自分だけでなく、家族みんなのために働く経験になります。
家の中での居場所や役割を感じることは、自己肯定感を高める大切な機会にもなります。また、年齢が上がるにつれて、少しずつ責任のあるお手伝いもできるようになります。
たとえばペットのお世話、ゴミ出し、朝の植物の水やりなど。
種類を少しずつ追加して、難易度を上げ、責任感を養う内容に変えていくことで、頼りにされている実感を持つことができます。
子どものお手伝い経験値を増やす

子どものお手伝いというと、「まだできないのに……」と心配になるかもしれません。でも、大切なのは結果の完成度ではなく関わることそのものです。
3~4歳になればタオルを畳む、靴を並べる、机を拭くといった簡単な作業も楽しみながら挑戦できます。
保育園や幼稚園、小学校では、子どもたちがたくさんのお手伝いをしています。
給食の配膳、教室の掃除、園庭の片づけ、おもちゃの整理など、集団生活の中で自然と自分の役割を学び実施することで、「自分にもできた」という成功体験が増え、子どもの成長ややる気に繋がります。
子どもには必ず「ありがとう」「手伝ってくれて、とても助かった」ということを伝えましょう。上手くできていなかったとしても、褒められたことが子どもの自信に繋がります。
もし、その結果が上手くいかなかったとしたら、次は別のことをお手伝いしてもらいましょう。子どもに完璧さを求めるよりも、家族の手伝いをしてくれた姿勢に感謝することによって、子どもはもっと積極的に手伝うようになり、できることの範囲が広がります。
お手伝いのポイント制
せっかくやる気を出しても、数日で終わってしまうというときにおすすめなのが、「お手伝いポイント制」です。
お手伝いの内容に応じてポイントをつけていき、一定のポイントが貯まったら特典がもらえるという仕組みです。ポイントを貯めることで、おやつを増やす、何かご褒美をあげる、または1ポイント=いくらと決めて、お小遣いの代わりにするのもいいかもしれません。
報酬制は塵も積もれば山となることを実体験でき、お金の大切さも学べるので一石二鳥です。
ポイントの貯め方は、カレンダーにシールやスタンプを押す、また、カードサイズのポイント表であれば、小さい子どもも楽しんで続けられます。
わが家のお手伝い事情

わが家の小学生の子どもは、常に気分にムラがあり素直に手伝うときと、手伝わないときがあります。
お小遣い制が基本なので報酬はありませんが、お手伝いの習慣として身についたものがあります。
それは、お風呂あがりの着替えの準備と、食品の買い物の荷詰め、タオル畳みです。
お風呂あがりは、保育園児の頃からパパが一緒に準備してくれていたので身につき、今では「お風呂の準備お願い」というとタオルと着替えを用意してくれます。
食品の買い物の荷詰めもパパの影響を受けてするようになりました。パパは荷詰めがとても上手く、それを見ていた子どもが真似をするようになりました。
平日の混雑している時は、周りの方々の迷惑になってしまうので、液体が漏れそうな食品をビニール袋に入れやすいよう開けてもらうお手伝い程度に留めていますが、空いている時間帯であれば「液体が漏れそうなものと分ける」「卵やパンが潰れると困るので上に乗せる」と口にし、自分で理解しながら入れてくれます。
ただ、袋の中で重ねては困るものを時々重ねてしまいそうになるため、必ずそばにつき、混みはじめたときはママに交代するなど対応しています。
タオル畳みは、折り紙が得意で、人と競うゲームが好きな子どもの特性に気づいた私の母の提案です。帰省したときに母が、「おばあちゃんとゲームをしようか」と始めたことがきっかけでした。
ハンドタオルの折り方を教え、「よーい、ドン」で一緒に競うように畳んでみましたが、母がわざと負けるように取り組んでくれたおかげで、子どもは「タオル畳みは楽しい」と思い、最初は小さいタオルから始め、今ではバスタオルまで畳めるようになりました。
まとめ
家事のお手伝いは、子どもを育てることと同じくらい親が育つ時間でもあります。
「こうでなきゃ」と思うよりも、「一緒に楽しもう」という気持ちで始めてみてください。
「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、少しずつ楽しく続けていける仕組みを作っていくことで、子どもの意欲を促すことができます。
完璧にできなくても大丈夫です。きっとそのうちできるようになります。私も小さい頃はお手伝いが「面倒だな」「嫌だな」と思うことが多々ありました。ただ、自分がお手伝いしたことや、母のことを見続けるうち、なんとか家事を覚えることができました。
少しずつ様々な家事を教えてくれた母には、感謝しかありません。
子どもにお手伝いをしてもらうことは、時間も手間もかかります。いらいらしてしまうこともあります。
それでもできることから少しずつ子どもにもチャレンジしてもらい、習慣づけてあげたいですね。
(hapima編集部スタッフ T.A)

